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インタステラー感想に対するちょっとした感想

友達と感想を話し合いしたあと、ちょっとだけ分かってきた。
ネットでの感想はかなり分かれる理由。

ツイッターにも言ったが、
基本的に少なくとも2種類の人間はこの映画に馴染めない。
実は4種類です。

話が理解できない人、考えすぎる人、SF愛が深すぎる人、そしてノーランの感性とすれ違う人

話が分からない人は…たぶんSFとの相性が悪いなんだろ。
例え今作が非常に分かりやすくようにすべての劇中ルールや理論を演出と台詞で説明してくれても、
途中で興味を失ってしまうとそりゃストーリーを理解できないたろ。


考えすぎる人は
個人の知る限り、こいいうのは大体理科出身のようだ。
つまり自分の学んだ知識で劇中ルールや法則をジャッジする。
そりゃ矛盾出てきちゃうよ…
たとえこの映画の基礎には現実の物理学者の理論があっても、
娯楽映画として成り立てるために相当の調整がある。
ゆえにSFのそのFのフィクション成分が非常に大事。
SFが中国語では科幻と呼ばれる、科学幻想なので、幻想があるこそ夢がある。

あと今作は一見ハードSFなんだけど、
実は愛というテーマの比重が重い、この映画に出てきた人間は意外に理性思考するやつは誰一人もいない。
つまり実はかなり感性優先の映画作品です。
理科脳で臨むと相当面食らってしまうのは分からなくもない。

ただここで第3種類の人とぶつかってしまう。
従来のSFファンにとって、SFとは科学と人文が産み落とした異端子
科学の世界観の中に哲学的な命題を議論する作品こそSF
ゆえに、今作はSFファンから観ると、そのテーマが意外にも陳腐。
「愛」、しかも娯楽映画としてその「愛」を表現する。
SFファンのとってはこれじゃ物足りない。
ただより哲学路線に行くと、カルト映画になる可能性もある。

ここはノーラン監督をどのように認識してるのがかなり大事だと思う。

ダークナイト以降ノーランに対する期待と評価も上がりすぎて、
結局人々は彼の本質までも見誤ってしまったようだ。
自分にとってノーランは
「映画好きすぎて、いろんな作品に影響されて、それらの作品の味を自分のものにしようとする監督」
簡単に言うと、「本当に映画を撮ってやがる欧米版の小島秀夫」
変な言い方だけど、なんとなくそういう印象なんですよ。
故にノーラン作品は彼個人の匂いがある同時に、なんとなくいろんな映画の味もする。
どんどんこういう作風が強烈になってゆくから、実際カルト映画一歩手前かもしれん。
だが彼の作品は逆に大ヒット作になった理由は、その「娯楽」という中心概念を捨てなかったから。

つまり、観客が過度思考に陥る前に、作品内に提供するテーマをどんどん回収する。
故に哲学になれずに娯楽にいられる。故に作品は大抵の観客に受け入れる。

ただこうなると、第四種類の人が不満を申し出す。それは感性の違い。
ノーラン映画のキャラは執念として構成されるのが多い。
それは短時間内激しいテーマとストーリーを成立させるための布石、もしくは作風
キャラの思考や行動に付いていけない時絶対その映画をうまく咀嚼して消化できない。
実際自分はノーランバットマンが好きになれない理由がコレなんです。
今作も激しいキャラが多いなので、そいつらに付いていけるかどうかは多分好き嫌い分かれる鍵の一つ。

ただ、インターステラーは傑作に間違いない。
見る前にそんなに警戒しない方が一番楽しめる方法なんじゃないと思う。
意味の分からない補足なんだが、友達との討論はこういう感じでした。






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No title

おお、これでなせちょうど不満が残されているのは少しわかる。

長いそして設定は硬いが、大きなアドベンチャーはすごく簡単の話をする、意外に感動する。

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